過去のおすすめ絵本

これまでにご紹介したおすすめ絵本を掲載します。

 

2024年1月-3月のおすすめ新刊絵本

「ゆきが どっさり つもったよ」

クリステン・シュローダー/文 サラ・ジャコビー/絵

増子久美/訳(化学同人)

 

ゆきが どっさり つもったよ - 株式会社 化学同人

 

弊会の景山代表がこの絵本の心地よさに感動し、

推薦の帯を担当させて頂きましたアメリカ発の絵本です。

 

絵がとてもとてもかわいく、見て思わず「かわいい~」と、

すべてのページで声が出てしまうことでしょう。

 

温かな穏やかな、春を待つ真冬の世界が描かれていて

大人の心も整います。

あかちゃんから大人まで楽しめる絵本です。

 

声に出して読んでみて下さい。

心地よいリズムに親子で癒されることでしょう。

 

今年の最初のお薦め絵本です。

 


2023年12月のおすすめ新刊絵本

絵本 雪だるまルートヴィッヒのねがいごと

 

2023年もそろそろ背中を見せ始めました。

1年の締めくくりにふさわしい新刊絵本のご案内です。

 

クリスマスに起こった魔法のお話。

雪だるまの願いは叶ったのでしょうか?

 

 

雪だるまルートヴィッヒのねがいごと(化学同人)

 レーロ・トゥンガル 文

 レジーナ・ルック −トゥーンペレ 絵

 塩﨑 香織 訳

 

 

雪だるまルートヴィッヒのねがいごと - 化学同人 

 


2023年11月のおすすめ絵本

絵本 あめだま

11月になり、秋も深まりました。

晩秋におすすめの絵本は、大人の方には郷愁を、

子供たちには一歩踏み出す勇気を

与えてくれる絵本をご紹介します。

心が満たされるファンタジーの世界をお楽しみください。

(主に大人へおすすめ:お子さんは小学生3.4年生位~)

 

あめだま(ブロンズ新社)

 作/ペグ・ヒナ

 訳/長谷川義史

 

ブロンズ新社 - あめだま (bronze.co.jp)

 


2023年10月のおすすめ絵本

 

 今月は、絵本よみきかせマイスターの皆さんが「現場で読んで良かった絵本」特集の中から、

秋の絵本2冊をご紹介します。よかったら、お役立てくださいね。

 

   おつきさまのパンケーキ

   真珠まりこ 作

絵本 おつきさまのパンケーキ

おつきさまのパンケーキ - ほるぷ出版

 

〈良かったと感じた事〉

子育てひろばでのお話し会で、2歳〜5歳のお子さんへ読み聞かせました。 お料理の音をなるべく美味しそうに読みました。すると、思わずたぬきさんの動作を真似しながら見ているお子さんも。最後はみんなでパクパク!食べる真似をして、絵本の内容に、うっとりにっこり。

   あきいろのころわん

   作/間所ひさこ 絵/黒井 健

絵本 あきいろのころわん

あきいろのころわん - ひさかたチャイルド

 

〈良かったと感じた事〉

保育所で、1才~3才位の 5人のお子さんに囲んでもらって読み聞かせました。3才児の女の子が何度も何度もそのあと読んでほしいとリクエストして、とてもかわいかったです。



2023年9月のおすすめ絵本

9月。昼間は暑くても、風は季節の移り変わりを告げています。今月29日が中秋の名月。そこで、今月のおすすめ絵本は「月」をテーマにした絵本です。

夜の静けさ、虫の声をききながら、美しい月を見上げる。そんな気持ちで今月のおすすめ絵本をどうぞお楽しみください。

 

   14ひきのおつきみ

   いわむらかずお さく

絵本 14ひきのおつきみ

   きょうはそらにまるいつき

   作・絵:荒井良二

絵本 きょうはそらにまるいつき


2023年8月のおすすめ絵本

 

8月になりました。夏と言えば・・怪談?そこで、今月のお薦め絵本は、かわいいおばけの、美しい仕掛け絵本の新刊と、

人気の川端誠さんのおばけ絵本です。

 

暑い夏を「きゃ~(*^-^*)」と「こわ面白く」親子で楽しめる絵本です。

 

   おうちに おばけが すんでいます

   オリヴァー・ジェファーズ 作

   鈴木 沙織 訳

絵本 おうちに おばけが すんでいます

   お化け屋敷へようこそ

   作・絵: 川端 誠

 

絵本 お化け屋敷へようこそ


2023年7月のおすすめ絵本

夏がやって来ます。

7月のおすすめ絵本は、こちらの2冊です。

不思議な世界に迷い込む「おっきょちゃんとかっぱ」

 

思わず微笑んでしまう世界観「なつのおとずれ」

どうぞ、みなさま、素敵な夏をお迎えください。

 

   おっきょちゃんとかっぱ

   長谷川 摂子 文

   降矢 奈々 絵

絵本 おっきょちゃんとかっぱ

   なつのおとずれ

   かがくいひろし作・絵

 

絵本 なつのおとずれ


2023年6月のおすすめ絵本

絵本:きたかぜのくれたテーブルかけ

 

きたかぜのくれたテーブルかけ

(大人になっても忘れたくない いもとようこ世界の名作絵本)

いもとようこ 文・絵/ノルウェー民話より

 

 

いもとようこさんの新作絵本です。

正直であることの大切さがお話しから伝わってきます。

4才位~小学1・2年生への読み聞かせにもお薦めです。

詳細はこちらで。金の星社へ

 

きたかぜのくれたテーブルかけ:いもとようこ/ノルウェー民話より - 金の星社 (kinnohoshi.co.jp)

 


2023年5月のおすすめ絵本

お子さんの新入学・新学期も落ち着く5月。

新しい出逢いは、いかがでしたか?

この絵本は2冊とも、「新しい先生」との出逢いにより人生を変えられた子どものお話です。

子供たちにとってこの季節が、

素敵な出逢いに希望広がる、輝く新緑の季節でありますように!

 

  からすたろう

  文・絵:八島太郎

 

絵本:からすたろう

  ありがとう、フォルカーせんせい

  パトリシア・ポラッコ 作・絵

  香咲弥須子 訳

絵本:ありがとう、フォルカーせんせい


2023年4月の新刊おすすめ絵本

動物たちのカラフルコンテスト

世界中の色をあつめたら

 ヴァルテル・フォガート/文

イザベラ・グロット/絵

水野 裕紀子/訳

今福 道夫/監修

 

絵本:動物たちのカラフルコンテスト  世界中の色をあつめたら

ずっといっしょ ずっとしあわせ

だいすきをつたえる動物たち

ヴァルテル・フォガート/文

イザベラ・グロット/絵

水野 裕紀子/訳

今福 道夫/監修

 

絵本:ずっといっしょ ずっとしあわせ  だいすきをつたえる動物たち

 

とても美しいイラスト図鑑2冊をご紹介させて頂きます。

子供たちに科学的な目を育む1冊としてお薦めです。

手に取ると色の発色が美しく絵に深みがあり、紙質も温もりのある肌触りで、まずはこの絵本五感にうったえてきます。

海外の作品ですと、色味で分類したイラスト図鑑もありますが、日本だとその分け方の作品はあまりないので新鮮でもあります。

大切な人への新学年のプレゼントに最適な、残すにふさわしい「美しい図鑑」です。

 


2023年3月の新刊おすすめ絵本

絵本:わたしがあんであげる

てんてんきょうだい

文/山田 慶太

絵/田口 麻由

 

先月発売されたばかりの新刊です。

お兄ちゃんと弟の会話で進み、色々な文字に「濁点」がつくと「どうなるのか?どうなっちゃうのか?」という楽しい展開で進みます。

文字が読める年齢読めない年齢に関係なく、音とお話の展開で笑えるので、

3歳位から大人まで幅広い年齢に読み聞かせができます。

読み方の力が問われますが、兄弟の気持ちになりきって自然に読み聞かせができたら「笑いの渦」になる絵本です。

 

 

てんてんきょうだい|ポプラ社の絵本

 


2023年2月の新刊おすすめ絵本

寓話に生きた人 イソップ

その人生と13の物語

イアン・レンドラー/文

パメラ・ザガレンスキー/絵

山下愛純/訳

 

 

絵本:サンタさん ありがとう

 

イソップ物語は有名ですが、イソップがどのような人だったかは知らない人も多いのではないでしょうか?イソップは実は今から2500年以上も前に古代ギリシアに実在した奴隷だったとも言われています。主人に自分の意見を言うとその後いなくなった奴隷たち。恐ろしい目に合わない為に、自然や動物に例え表現することが始まります。その名手だったイソップ。その彼の人生もこの絵本は描いているのが見所です。他、13のイソップの物語が美しい絵で表現されています。【4・5歳位~】

 

寓話に生きた人イソップ - 株式会社 化学同人 

ナイトランチ

エリック・ファン/文

ディーナ・シーファリング/絵

橋本あゆみ/訳

 

 

 

絵本:サンタさんとこいぬ

 

満月の真夜中、その馬車はどこからともなくやってきます。そして、おなかをすかせた動物たちにフクロウが美味しい食事を振舞うのです。 店じまいをしようとしたとき、一匹のねずみが・・。

最後のページのねずみの微笑みが、とても心に残ります。リズムの良い詩のような文、深く穏やかな気持ちになる絵、子どもにとっては夢の世界、大人にとっては赤ワインと共に味わいたいような絵本。

静かに絵本の世界を味わいたいかたへお薦めの絵本です。【3歳~&大人】

 

ナイトランチ (化学同人) 



2023年1月のおすすめ絵本

絵本:わたしがあんであげる

 

こどものくに傑作絵本

「わたしがあんであげる」せなけいこ/作・絵

 

せな先生の待望の新作です。2022年12月発刊。

 

一年で一番寒い季節になりますね。

さむがる森の動物たちに編み物のセーターを、るるちゃんが作ります。

静かで穏やかで温かい世界が、ページをめくるたびに広がります。

心も身体も温めたいこの季節の絵本として、おすすめです。

(2歳位から)

 

わたしがあんであげる (こどものくに傑作絵本) :せなけいこ - 金の星社

 


2022年12月のおすすめ絵本

12月はクリスマスの月ですね。街は日に日にドレスアップされています。

そこで、今月のおすすめ絵本はクリスマス絵本です。

最近の絵本はたくさんおすすめでご紹介されているので、

今回は1998年発刊の絵本とその続編をご紹介します。

刺繡の作品が絵になっています。手作りの細やかな色合いを紙の絵本で見るとより味わいが深まる作品です。

同時にほっこりした気持ちになれる温かなこのストーリーで、クリスマス前のサンタさんを待つお子さんの気持ちを包んであげてくださいね。

 

サンタさん ありがとう

~ちいさなクリスマスのものがたり~

長尾玲子/作(福音館書店)

 

サンタさん ありがとう|福音館書店

絵本:サンタさん ありがとう

サンタさんとこいぬ

長尾玲子/作(福音館書店)

 

 

サンタさんとこいぬ|福音館書店

絵本:サンタさんとこいぬ


2022年11月のおすすめ絵本

絵本:もりのかくれんぼう

11月のおすすめ絵本は3世代に受け継がれる名作です。

 

「もりのかくれんぼう」

1978. 11. 1発刊

末吉暁子/著 林明子/イラスト(偕成社)

(7・8歳位から)

 

3世代で楽しめる絵本です。

日常の延長が不思議な世界に繋がっていて、主人公はそこで、遊び「かくれんぼう」を通し、とても楽しい出逢いや体験をします。

読み始めると、森や山の空気が広がり、深まる秋の静けさに包まれ、

日暮れの帰り道の、なんとなく物悲しくなる感覚も広がることでしょう。

大人はノスタルジックな時間を懐かしみ、

お子さんは、文章と絵から「かくれんぼう」を実体験する楽しさと、

絵の中から動物を見つけ出す楽しさを味わえます。

1978年の作品ですが、「良い絵本は100年受け継がれる」という言葉が、

お子さんの集中の仕方でそれを物語ります。

 

もりのかくれんぼう | 偕成社 | 児童書出版社 (kaiseisha.co.jp)

 


2022年10月のおすすめ新刊絵本

絵本:たすけてー

「たすけてー」お母さん共感!

 

たすけてー

作・絵:りとうようい 

出版社:金の星社

 

 

イボイノシシのお母さんが、サバンナで2匹の子どもを守り抜くために

スーパーウーマンのような奮闘を。はらはらどきどき最後はクスクスの絵本。

 

たすけてー:りとうようい - 金の星社

 

 

絵本:いってらっしゃーい

 「いってらっしゃーい」お父さん必見! 

 

いってらっしゃーい

作・絵:りとうようい 

出版社:金の星社

 

 

大切な家族の為にお父さんが全力で奮闘している姿を、笑いと共に描く。

家に帰ったときの、家族の最後の表情は爆笑もの。

 

いってらっしゃーい:りとうようい - 金の星社



2022年9月のおすすめ新刊絵本

絵本:フランクとバードのだいすきかくれんぼ

 

フランクとバートの だいすきかくれんぼ

作  :クリス・ネイラー・バレステロス

訳  :田元 明日菜 

出版社:化学同人

 

全頁に表れる美しいピンク色が印象的な海外絵本の日本語版です。

テーマは「勝つことよりも大切なことみ~つけた!」です。100まで数えるかくれんぼのお話なので、楽しく数字のお勉強も。美しく楽しい絵本です。

 

 

フランクとバートの だいすきかくれんぼ(化学同人)

 

絵本:ぴーぴーばっくしまーす

ぴーぴーばっくしまーす

作  :片山 健

出版社:福音館書店

 

多くの方の声が集まり、復刻された絵本です。

片山健先生の絵本であることも興味深いところですね。

0・1・2歳へ。

ねずみくんが、線を引きながら、ばっくすると、うさぎさんに「どん!」

ふたりで、「あはは」と笑い、なんともほのぼの心が温かくなります。

 

お子さんには、「どん!」と少し強調して読むと笑いますよ。

そして、この絵本に触れあった後、

さりげない日常で、お子さんが「ぴ~ぴ~ばっくしま~~~す」と声をあげて、

「かわいい」と感じるシーンに出逢えることでしょう。

 

ぴーぴー ばっくしまーす|福音館書店 



2022年8月のおすすめ絵本

絵本:戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦

 

戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦

文・絵: 鈴木まもる

出版社: あすなろ書房

 

第一次世界大戦の戦場でドイツ軍とイギリス軍との間で本当にあった実話です。

彼らは、なぜ戦争をやめることができたのでしょうか?

 

戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦(あすなろ書房)

 


2022年7月おすすめ新刊絵本

■「ゾウがあのこを すきになると」

 (化学同人)

 

絵本:ゾウがあのこを すきになると

■「ゾウがあのこと いっしょにくらすと」

 (化学同人)

 

絵本:ゾウがあのこと いっしょにくらすと

7月のおすすめ新刊絵本

イタリアから届いた恋の絵本です。

今月は大人の方へこの2冊の絵本をお薦めします。

恋をしたことがある人ならば、きっと自分を重ねるページに出会い、クスッと笑うことでしょう。

 

 ダヴィデ・カリ/ぶん

 アリーチェ・ロッティ/え

 橋本あゆみ/やく

 2022年7月15日発売


おすすめ新刊絵本

■「ちびちびパンダ」(金の星社)

 作・絵:みやにし たつや

 2022年6月発刊(3歳位~)

絵本:ちびちびパンダ

みんな大好きパンダちゃん。もし、トンボに乗れるほどの小さなパンダちゃんがいたら??大人気作家 みやにし先生の新刊です。子供たちの大好きな繰り返しの中に、「わくわく」と「どきどき」がいっぱい。川のページに登場する○○○〇の意外性に大人は?ですが、子供たちにはツボで大爆笑が起こりますよ。

詳細は金の星社ホームページで↓

みやにしたつやのえほん(金の星社)

 

■「ことりのメルおっこちる」(化学同人)

コーリー・R・テイバー/さく

よしいかずみ/やく

2022年6月15日発刊(5歳位~)

絵本:ことりのメルおっこちる

2022年コールデコット賞オナー受賞作品。9か国で翻訳。

普通は横開きの絵本を縦開きにすることで「高さ」を表現している楽しくかわいい絵本。読後、大人も子供もあたたかい気持ちになれます。

中身はこちら、化学同人ホームページで少し見ることができます↓

ことりのメルおっこちる(化学同人)