第1期絵本よみきかせマイスター・絵本よみきかせセラピストの粕谷ひろみさんが、
福島の農家さんを1年に渡り取材し、あんぽ柿の絵本を完成させましたので、
ご紹介いたします。同期の山田昭彦さん(福島在住)のサポートもありました。
そして、彼女の夢は絵本作家だそうです。一歩踏み出しましたね、応援して頂けましたら幸せです。
代表より
昨年3月、福島県伊達市五十沢地区の小学校を訪れた際、
当時の校長先生から「あんぽ柿を題材にした絵本をかいてください」というご依頼を受けました。
たまたま一緒にいたのが地元のイラストレーターさんであったことから、共同製作がスタート。
けれど、あんぽ柿の知識など全くない私は、柿農家の方に取材をし、月に一回柿の観察をすることから始まりました。
最初、面白いくらいの偶然が重なり、絵本製作は順調にいくかのように思えたものの、途中大きな壁に直面。それでも、何とかお約束の一年で完成する事が出来ました。
絵本に登場する、カッキーとカッキーナは、五十沢小学校の生徒たちが考えた柿のマスコットです。
東日本大震災の原発事故により、あんぽ柿作りが停止・・・復活までの様子を可愛い柿のキャラクターの目線で描いたストーリーです。
このご縁を与えてくれた同期の山田さん始め、多くの方のご協力の元完成しました。
絵本というより、まだほんの冊子ですが、私にとっては記念すべき絵本第一号です。
多くの方に読んで頂けたら、これほど幸せな事はありません。
2016年5月 粕谷ひろみ