今回は、お便りのバトンが海外へ(^-^)
第1期絵本よみきかせマイスター®青山晃子さんより、絵本の活動のご様子が届きました♪
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「あっ、ここにいるね!」
と、元気な声を耳にしたのは、ついこの前の絵本おはなし会にて、半年ぶりに絵本を読ませていただいた時です。絵本を見ているお子さんからの言葉でした。
絵本おはなし会が半年ぶりの理由は、夫の転勤で(日本ではない)アジアのとある都市へしばらくの間住むことになり、引っ越しした為です。
引っ越し関係のことがひと段落つき、こちらの国に住んでいる日本人の方々が作られた絵本グループに入れていただいたのは、つい最近のことです。
おはなし会にて、絵本を見ながらのお子さんからの言葉、とても嬉しく思いました。
半年ぶりの絵本おはなし会ーー
まっすぐな眼差しで絵本を見つめるお子さん。
お母さんの膝に座って聞いてくれているお子さん。
にこにこしながら見てくれるお子さん。
段々前へ前へと絵本の近くへにじり寄ってくるお子さん。
マットにゴロンとしながら聞いているお子さん。
お子さんに混じって、絵本や手遊びの間中、ずっと笑顔のお母さん。
こちらの国の絵本おはなし会も、そんなあたたかな雰囲気の中で行われています。
街の書店には日本同様、絵本コーナーがあります。
絵本コーナーには、お子さん達が沢山います。
お子さん達は、絵本棚から選んだ絵本を、絵本棚にもたれるようにしながら体育座りで、〝座り読み〟しています。絵本棚の前の通路に、歩けるスペースが無い程、多くのお子さんが座り読みしている光景を何度も目にしました。
絵本の種類は、この国の絵本、訳された日本の絵本、訳された外国の絵本、等々…。
座り読みしているどのお子さんも、手にしている絵本に夢中な様子です。
絵本好きなお子さんは、日本のお子さんだけでなく、こちらの国でも多くいるんだな、と夢中で絵本を読んでいる沢山のお子さんの表情や様子を見ながら、そんな印象を深く受けました。
私事になりますが…
絵本好きになったのは、物心つく前から母が読み聞かせをしてくれたり、小学校1年生頃から、自宅近くに図書館ができるまでの3年間程の期間、週1回位のペースで、近所の親子さん達が来ている絵本のたくさんある文庫へ、弟や妹も一緒に、母が連れて行ってくれた体験があった為かなと思っています。
絵本の時間は、遊びの時間と同じように楽しく、加えて、何となくほっとする時間だったような気がします。そんな体験があった為でしょうか、時間を経た今でも、幼い頃の絵本の心地よい時間が、絵本のページを開くとそのまま続いているように感じます。
先日の半年ぶりの絵本おはなし会では、絵本を読み終わった後、
「この本借りて行く。」とか、「私のお母さん、どこ行った?」(←お母さんは、お子さんの近くにいたのですぐ見つかりました^ ^)とか、お子さん達から声をかけられました。
おはなし会が始まる前は「こんにちは、はじめまして。」で始まったのに、絵本のおはなしが終わった後の時間は、はじめましての壁が無くなっていました。
絵本を読むと、嬉しいことがたくさんあります。
絵本を読んでもらっても、嬉しいことがたくさんあります。
絵本を好きなお子さんも、大人の方も、国境関係無く多くいることがとても嬉しいです。
みんな、あったかい優しい時間が好きなんだな、と。
これからも
一人一人の心に
あたたかな、愛ある豊かな気持ちが
心地よく、伸びやかに 育まれ続けていきますように。
絵本ていいな、と今、改めて思っています。
✩︎⡱この時期に、ゆっくりページをめくりたいな、と思っている絵本
『12月24日 クリスマスイブの日に』
黒井 健/作・絵
白泉社
※出版社さまより、写真の掲載ご了承いただいております。
Merry Christmas and happy new year !
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絵本は、世界中の子どもの心を引きつけて夢中にさせてくれますね。
これからも読み聞かせ活動、新しい生活を楽しんで下さい。応援しています(*^-^*)
(記事作成者:絵本よみきかせマイスター®K )